カシュガルの市中でほとんど見られなくなったロバ車。
以前は交通や運搬の手段として農家には必ずあったロバ車だが、いまはカシュガルの市内で、ロバ車の通行が法律で
認められないので、違法通行のロバ車といえます。
かつて、
市中にタクシーなど一台も走っていなかったころ、カシュガルの街中にロバ車が我が物顔のように縦横に走っていた
のどかな時代の光景があったのをおぼえています。
でも、時は移り変わり、
薄暗い木陰をてくてくと歩く消え去ったロバ車と、
陽光がまぶしく光る道路を、新しく登場したタクシー
がロバ車を追い抜く光景は、まさに新旧交代の象徴
のようで感懐深いものがあります。
コメント