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カシュガルの住宅街。

歩道上にテーブルを置き、その上にじゃがいも、ピーマン、トマト、

ニンジン、玉ねぎなど限られた野菜だけを並べて、商売の準備をする近くの主婦。

売る商品の種類も量も少ないが、普段の民族料理に使われる野菜ばかりで

それ以外の余分な種類はありません。

それだけでなく、テーブルの上に並べている野菜の量は、

近所の家庭が一日で消費するだけしかなく、余分がないように

その日に全部売り切るのです。


ここの庶民の日常生活は、

簡素でつつましくかつ実質的であるようです。